外国語を話すことができる人には結構あるあるのことかもしれませんが、お酒の席ではやけに外国語がスムーズに出てくると思った事はありませんか?
もしくはお酒に酔うとかは関係なく、日によって今日は外国語がよく喋れる、逆に今日は全然口から外国語が出てこないと思った経験があるかと思います。
私も現在英語と中国語をどちらも勉強していて、上記のような経験をしたことが何度もあります。
本日はお酒に酔うと外国語能力が良くなるのか、また外国語を話す時に調子が良い時と悪い時があることに関してお話しします。
お酒に酔うと外国語能力が改善すると言うデータが出ている
ニュースウィーク日本語の記事によると、
「英リバプール大学とオランダのマーストリヒト大学が行った研究で、適度にアルコールを摂取すると、外国語を話す能力が向上するとの研究成果を発表した」
とのことです。
オランダ語を学習している被験者数人にアルコール入りのビールとノンアルコールのビールを飲ませて、オランダ語の会話をしてもらったところアルコールを摂取した被験者は成績が良くなり、特に発音は改善したとのことでした。
普通はアルコールを飲むと認知機能や運動機能が鈍くなって、外国語を話す能力が低下することが予想されたが、実際は逆にアルコールによる不安を軽減すると言う要素でむしろプラスに働いたと記事は伝えています。
不安要素があると外国語能力が低下する
私がこの記事を読んでおもしろいなと思ったのは、アルコールを摂取することで逆に不安がなくなり外国語会話がしやすくなったと言う点です。
外国語を話すときはどうしてもその時の心情によって調子が良い時と悪い時があるように思えます。
私は以前都内で開催されていた英会話クラブと言うワンコイン(500円)の交流会に毎週参加して、日本人同士で英語を喋ることをしていました。
やはり仕事で大きいミスをした、就職活動していて希望していた企業の選考に落ち不安に駆られている時に次の日にこの交流会に参加すると、「あれ今日は英語が口から全然出てこないな」と感じていました。
かと言うと「あれ今日は気持ちもスッキリしているし英語がすごい口からいろいろ出てくる!ネイティブになったみたい!(勘違い)」と有頂天になることがあります。
頭の中で不安要素があるかないかは外国語をしゃべる上で重要なようです。
外国語は意識しながら聴いて話す言語
母国語で友人や家族と会話をするときは自分が母国語が上手とか下手とかあまり考えることはありません。
頭の中で意識せずに聴いたり話したりすることができます。
しかし外国語の場合は異なります。
常に意識しながら会話をします。
私は英語を聴く場合はしっかり耳を集中させないと頭の中には入って来ませんし、また話すときは頭の中で文章を組み立てる事を意識しながら話すことが多いです。
これは外国語を話したことのある方はほとんど同様の事を感じたことがあるかもしれません。
外国語は意識をしながら聴いたり話したりしないといけないので、不安なことがあると、意識を集中させることができなくなり、結果外国語を話す能力に影響してしまうと考えます。
まとめ
以上、お酒に酔うと外国語の能力がアップするかどうか、また不安の度合いによって語学ができる時とできない時があることについてお話ししました。
外国語を話す方には結構あるあるなことではないかなと考えております。
共感して頂けると幸いです。
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