中国と台湾の中国語の違い

中国語を勉強する際、中国の中国語と台湾の中国語どちらを勉強するか悩むことがあるかもしれません。

中国語を勉強する際、以下の点について違いがあるかと思います。

①文字が違う。

台湾の中国語は繁体字と言って、若干難しい漢字を使用します。一方中国の中国語は简体字と言って、日本語の漢字からすると若干省略されたような漢字を使用します。

例:気  中国では「气」、台湾では「氣」となる。

②発音が異なる。

代表的な違いとして、台湾の中国語ではRの音が弱いです。例えば「是」「吃」などの発音は、台湾では巻き舌のRの発音があまり聞こえません。またピンインのshi(シー)とchi(チー)は台湾ではどちらかというとsi(スー)とci(ツー)になったような発音となります。

③中国での中国語の方がより直接的

中国では見知らぬ人からの勧誘に対して「不要(いらない)」と答えることが多いですが、台湾では「不要」は強すぎると感じ取られ、「不用了(いらないです)」とか「謝謝」を最後につけたりすることが多いと感じられます。

④台湾では語尾を伸ばす傾向がある。

台湾では語尾に「了~」「嘛~」等、語尾を伸ばす傾向にある。一方、中国では語尾を伸ばすのは、女性っぽい印象が若干あるようです。

⑤使う単語・表現が若干異なる。

中国と台湾では使う単語が異なり、たとえば中国で頻繁で使われる「多长时间(どれくらいの時間かかりますか)?」は台湾では通じず、代わりに「多久?」を使います。

いかがでしたか?けっきょく中国と台湾どちらで中国語を学んでもお互い意思疎通をすることは問題ありませんが、上記の通り若干の違いが出てきます。

中国語の勉強を開始する際の参考にしていただけたら幸いです。

Hiro

初めまして。ヒロと申します。
電子機器のメーカーで海外営業部に所属しインド地域を担当しており日々インド人との交渉に悪戦苦闘しております。
語学(英語・中国語)に関して役立つ情報や出張・旅行で経験したことの共有をできましたらと考えております。
TOEIC 920点、HSK5級(202点)取得しており、現在中国語に関してはHSK6級取得に向けて勉強しております。
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I am Hiro from Tokyo, Japan, born and raised here.
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