中国は日本よりはるかに広く地域によって様々な特色があります。
私は5年以上前に中国の上海に滞在した事がありますが、その時は休日によく観光に出かけて行きました。
中国の旅行で1番感動した場所はどこと聞かれれば、それは敦煌(とんこう)です。
仏教壁画のある敦煌の莫高窟は世界遺産になっていて、また中国にいることを忘れてしまう砂漠地帯は多くの観光客を魅了します。
本日は中国の敦煌に関して紹介します。
敦煌について
敦煌は中国の甘肃省と言う地域にある砂漠地帯の都市でオアシスがあります。
上海からは飛行機で大体4時間ほどの距離です。
2000年以上前からシルクロードの分岐点として栄え敦煌では様々な貿易が行われていました。
中国からは主に絹が輸出され代わりにゴマ、ブドウ等の産物が輸入されたとのことです。
仏教もこの交流の時に輸入され、仏教の布教活動もこの頃盛んに行われました。
莫高窟について
敦煌の1番の観光場所はやはり莫高窟です。巨大な岩場に500近い洞穴があり、その中には様々な仏教壁画が描かれています。4世紀ごろから書かれているとのことです。
当時はおそらく文字の読み書きができない人々がほとんどで、一般の人にも仏教の世界観や教えを理解してもらえるように絵を通じて教育していたのだなと、当時の生活の状況を想像しながら壁画を見て行ったのを覚えております。
莫高窟以外でもシルクロードの貿易の地として当時の税関の跡地があったりします。
一面砂漠です
ここは本当に中国なのかと一瞬疑問に思うほど砂漠が広がっています。
時を忘れてしまいそうな空間です。
ラクダに乗ってお散歩できます。
まとめ
中国の敦煌は上海からも飛行機で4時間ほどかかり、なかなか簡単には行けない観光地です。
しかし、そこには時代や場所を忘れてしまうような景色があります。
今中国へはコロナの状況で旅行することは難しいですが、将来機会があればぜひ一度訪れて見てください。
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