英語学習においてスピーキングの力と言うのはなかなか身につけるのは難しいです。
私も学生の頃にNZに1年間留学した事がありますが、やはり1番心配だったのが、留学期間中に身についたスピーキングをどうやって日本に帰ってから維持するかと言う事でした。
日本に帰って来た瞬間英語が頭から出なくなってしまうと言う人の話も聞いたことがあったので心配していました。
口ずさみによるトレーニング
そこで日本帰国後に行うようになったのが口ずさみによるスピーキングの学習です。(別名瞬間英作文とも言います)
1人でぶつぶつと思いついた英語を話していく方法です。
しかし何もないところから英語で独り言をするのは難しいので、私は何か日本語で書いてある文字や、日本語で聞いた内容を、人に通訳してあげるのを想定して、頭の中で英語に切り替えてひたすら話すと言うことを行いました。
口ずさみ学習の教材
口ずさみするための日本語の文章は主に小説でした。私にとって新聞は当時少し難易度が高かったので、好きな小説を一節読んでは英語に切り替えて口ずさむと言う事を毎日続けました。
またYouTubeで好きな動画でナレーターの人が話している人の声や出てくる日本語字幕を英語に訳して口ずさむこともしていました。
もし最初小説やYouTubeのコンテンツでは難しい場合は、もっと簡単なマンガやアニメなどでもいいかもしれません。
日本語のコンテンツであれば何でもいいです。
口ずさみの効果
私は最低でも毎日20分くらいは口ずさみトレーニングを行うと決めていて留学から帰って来てからもう何年も経ちますがずっと行って来ました。
電車の中でも小さい声でぶつぶつ話しています。
その結果、急きょ英語を使わないといけない場面でもスラスラと英語が出てくるようになりました。
頭で想像している以上に色々な英語が口から出てくるので自分で驚くこともあります。
今ではインド人の取引先が日本に来た時に日本の工場の人、国内担当者に対して通訳をするようになり、その時にこの効果が発揮されています。
日本語から英語に訳す工程はいらないのでは
よくこの学習方法を人に勧めると、言われる事があります。
それは英語は英語のままで考えて話していった方が良いと。
しかし話すネタがなければ口ずさみもできません。あくまでネタとして日本語を活用しているだけです。
話さないといけない内容が現れて、それをどう英語にするかという作業なので英語で考えると言うことに違いはありません
まとめ
ぜひ英語がスムーズに話せるようになりたい方は口ずさみのスピーキング学習がお勧めです。
ぜひ興味のある方はトライしてみてください。
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