私は現在中国語を勉強しており中国も台湾も大好きです。
しかしこの二つの地域では紛争があることも熟知しております。
最初この事情について知ったのは私が5年以上前に上海に滞在し仕事をしていた時でした。
中国の現地スタッフ数人と台湾の観光について話をしていて、ふとした時に中国人スタッフが全員口を揃えて「台湾は中国の一部だよ」と言っていました。
その時まで中国と台湾の間で紛争がある事を私は知らなかったので、驚き初めてこう言った事情があることを知りました。
中国人は台湾は国家ではなく中国の一部だと考えている
ほとんどの中国人は台湾が国家ではなく中国の一部であると考えております。
そして台湾を国家として扱う人がいると多くの中国人は不快感を示します。
特に中国とビジネスを行う際にはタブー視されている話題です。
なのでもし今後中国人とビジネス等で関わりのある方はこの話題を取り扱う時は気をつけた方が良いかもしれません。
元々の歴史を見ると確かに中国の領土でした。
日本史世界史の授業を覚えている方もいるかもしれませんが、100年以上前の日本と中国の戦争(日清戦争)により中国は日本に台湾を割譲しないといけなくなってしまいました。
そこから中国と台湾は異なる歴史を歩むこととなりました。
実際台湾には独自の政府機構がある
日本が太平洋戦争で敗戦してから台湾は中国の領土に還されることとなります。
しかし当時中国では共産党と国民党の勢力で争っており台湾は実質国民党によって管轄されていました。
そしてその内戦で共産党は勝利し中国国内をすべて共産党が支配を行い、一方国民党の構成員は台湾にて支配を継続する事となりました。
その結果今に至るまで中国も台湾もどちらも独立した政府があります。
私は中国も台湾も大好きです
私は冒頭でも言いましたが中国も台湾も大好きであり、どちら側もこれ以上紛争することを望んでおりません。
日本政府は実際台湾を国として承認しておらず、中国側の主張を支持しております。
将来的にこの二つの地域がどう言う結果になったとしてもどちら側も幸せになってほしいとただ願っております。
そして中国には、ロシアが昨年強硬した様な侵攻を決して行わないで欲しいです。
中国国内では少数民族特にウイグル自治区の不満、年間20万件発生すると言われている暴動(チャイナ・セブン 遠藤誉著 引用)、最近では白紙運動が行われゼロコロナ政策が撤廃になってしまいました。国内政治を今後も安定的にコントロールすることを中国が望むのであれば中国は過ちを犯すべきではありません。
まとめ
以上、今回は中国と台湾の紛争についてお話ししました。
中国は一切台湾の独立を認めませんが、現在中国も台湾も独自の政府機構があり、中国と台湾が今後も平和な状況が続くことを望みます。
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