私は大学生の頃に1年間NZ(ニュージーランド)に留学しました。
NZ滞在中はホームステイをしていてNZ人のホストファーザー、マレーシア人のホストマザー、1歳の息子という家族構成の家庭でした。
当時良好な関係を築く事ができて日本に帰ってからも時々会う機会があったりと良い関係が続いています。
NZでは家事の分業が当たり前で平日休日関わらずホストマザー、ファーザーが交互に夕飯をつくっていて新鮮に思ったのを覚えております。
日本では私の家庭を含めて母親が料理をすることが当時一般的だと考えていたので、NZのホストファーザーがそれなりに料理ができることは、すごいなと思っていました。
大概日本料理をつくってとなる
海外の人は大概日本の料理に興味があります。
そしてホームステイや寮暮らしでも友人やホストファミリーから料理をつくって欲しいと言われることは多いと思います。
海外で生活をすることを考えている方はぜひ料理ができるようになっておくと良いですね。
日本でも同じです。もし例えばフランス人の留学生がホームステイで我が家にやってくるとなると手作りのフランス料理を期待してしまうものです。
私は大失敗でした
NZのホストファミリーからは私に日本料理を作って欲しいと依頼されてしまいました。
実家暮らしが長かった私はろくに自分で料理をしたこともありません。
そこで急遽母親に連絡をとってすき焼きの作り方を教えてもらってホストファミリーが食材を用意して作ってみましたが、これが大失敗。。
生焼けの野菜にしょっぱい割下、ホストファミリーはお世辞で美味しいと言ってくれましたがつくって次の日は残骸がラップされ冷蔵庫の中に入っていて私専用の朝食となっていました。
またこれ以降私に料理を依頼してくることは無くなりました。
今でも時々今の自分であの頃に戻って料理を作り直せたらと後悔しています。
今では自炊しています
あれから社会人となり結婚し今では土日祝日は私が夕食担当となっております。
やはりあの頃のホストファーザーからの影響を受けていて、自分で買って出て夕食をつくっています。
今だから言えますが、すき焼きには醤油、みりん、料理酒を同じ比率で入れ、ざらめ(砂糖)とダシの素を加えれば割下はでき、またまずはネギと牛肉を焼いて焦げ目がついたら、その割下と他の具材を加え煮込みます。
あの頃このすき焼きレシピが頭の中に入っていればどんだけ良かったかと今でも恥ずかしくなる事があります。
海外で生活して海外の友人ができると高確率で日本料理をつくることを期待されます。
これから異国の地に長期滞在する方は、参考になりましたら幸いです。
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