英語と言うのはアルファベットの通りに発音しないことがほとんどです。
Nativeの人から正しい発音を聞いて初めてこの単語はこう言う発音だったのかと知ることになります。
これが日本人や多くの外国人にとって英語の発音が難しい原因の一つかもしれません。
その点を知った上で、例えば自身の英語をNativeの発音に近づけるにはどうすれば良いでしょうか。
新しく知った単語の発音記号を確認
大体英単語を辞書で引いて見ると発音記号とアクセントが出てきます。
例えばtalk(話す)と言う単語、もしアルファベットの表記通りに発音してしまうと「タルク」みたいな発音になってしまいます。しかしnativeの人の英語を聞いてみると誰も「タルク」と発音する人はいません。
発音記号とアクセントをみてみると以下の様になります。
talk[tˈɔːk]
発音記号はなんとなく覚えれば良いと思います。このɔと言う発音記号はなんとなくoと似ているのでo の発音で良さそうだなと言う感じです。
この記号によって発音の練習をしてみるとnative の発音に近づきます。
アクセントの位置も重要
英単語の一つ一つには単語の中で強調して発音するべき点がありアクセントと言います。
たとえば以下の単語を比べるとアクセントの違いがわかります。
desert(砂漠)dəˈzərt
dessert (デザート)dizə́ːrt
どちらも発音記号はほとんど同じですがアクセント「’」の位置が異なります。dの部分を強調するかzの部分を強調するかで単語の意味が変わって来る例です。
そう言った意味でアクセントの位置も発音をする上で重要です。
ネットで英単語を検索するとnative英語話者が話す発音がわかる
最近はネット上で英単語を検索するとnative話者の発音をしてくれる機能もあるのでこれを活用するのも手です。
発音の改善にはシャドーイングがおすすめ
長期で発音の矯正を図るにはシャドーイングを行うことをおすすめします。
シャドーイングとは聞いた英語話者の発音を真似してそのまま口ずさんで発音する事を言います。
もしスピーチする内容をnative話者が話している英語があれば1番ですが、もしなければ毎日時間を決めてどんなコンテンツでも良いのでnative話者が話している英語をシャドーイングする習慣をつけることをお勧めします。
ついて行って口ずさむのは難しいし疲れる作業なので最初はゆっくり話す英語を真似していくと良いかもしれませんね。
私はシャドーイングを10年近く続けていますが、最初3ヶ月続けたぐらいから、周りから英語の発音で褒められることが出てきました。
とことん真似する事がコツです。
シャドーイングを継続しつつ、上記の様に新出単語が出てきた場合は発音記号とアクセントの位置を行なっていく作業も行えば良い発音をするための一歩となっていくと考えます。
以上、今回は英語の発音についての紹介でした。
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