日本国内で日本人として暮らしている以上は、語学ができることに関する恩恵はあまりないかもしれません。
義務教育で英語を学ぶ機会はあるかもしれませんが、社会に出てからは貿易部門でもない限り英語に触れる機会はほとんどないです。
英語ができることで世界が広がる
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英語が話せるようになると活動が可能な範囲が日本だけでなく海外にまで広がります。
もちろん英語が第一言語となっている米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどでは生活で困ることはありません。
更に第2言語として英語を実用レベルとして使用している人が世界では15億人以上いると言われています。
したがって英語が話せることで世界中どの国でも実質活動することができます。
実際私はメーカーで海外営業部に所属し、これまでタイ、ベトナム、インドネシア、台湾等非英語圏の地域を担当して販売代理店とやりとりをしていましたが、どの地域でもすべて英語を使っていました。
この貿易の業界においては英語は完全な共通言語としての役割を持っています。
こんなに便利な言語は他にありません。
英語が話せることの限界
しかし上記のような非英語圏の国の文化を本当に知り、根差した活動をしようと思うと英語が話せるだけでは限界があります。
例えばタイに出張に行くと、もちろん販売代理店の担当者は流暢な英語を話してきますが、彼らはスタッフ同士ではタイ語を話しています。そしてタイ語を話している時の方がより生き生きと楽しんで会話をしています。
もしあなたが特定の国に対して興味を持っていて、その国で生活してみたい、働いてみたいと考えていたり、もしくはより彼らの考え方を本気で知りたいと考えている場合は、やはり英語では限界があるので、その国の言語を勉強した方が良いと考えます。まずは簡単な挨拶、日常会話だけでも良いです。私もタイを担当していた時はタイ語を勉強すれば良かったなと思っております。
当たり前のように聞こえるかも知れませんが、英語というのは大変便利な言語なため一度習得してしまうと、次の言語の勉強に取り掛かると言う人はあまりいません。
米国人、英国人等第一言語として英語を使っている人も同じです。
彼らの多くは日本やどの国に行って暮らしたとしてもその現地の言葉を覚えようとしません。
しかしその英語の心地よさを乗り越えて更に別の言語を話せるようになると別で見えてくる世界もあるかもしれません。
まとめ
英語は外国語の中で1番便利な言語であり実質的に全世界で使える機会があります。活動の幅は広がりますし、日本にはないさまざまな世界を知ることができます。
しかし、より特定の国に根差した活動をしたい場合は英語だけでは限界があり、また英語話者には見えない世界がたくさんあります。
私も現在英語と中国語を勉強していますが、可能であればもう1言語何か習得をしたいなと考えております。
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