私は学生時代に1年間ニュージーランドの大学に留学しました。半年間は語学学校で英語を学び、残りの半年間は現地の大学で1セメスター受講しました。
その当時感じたNZ留学の魅力はたくさんあるのですが、そのとき生活で苦労した点について紹介したいと思います。
①シャワー時間が5分、10分とかに制限されている。
多くの家では、夜間に電力を使ってお湯を沸かしていて、使えるお湯の量が決まっています。なので、ホームステイしているときはホストファミリーからは10分以内にシャワーを終わらせるようにと言われていました。日本でシャワーを浴びるときは20分くらいかかっていたので、かなりスピード感を持って素早く洗わないといけません。一人の人が大量にお湯を使ってしまうと、他の人が水でシャワーを浴びるしかできないため、よく現地では学生同士4人で一緒に暮らす人とかいましたが、よく水のシャワーになってしまうことが多かったようです。
②インターネットが遅い
これは、NZの電力事情によるもので、原発などは行わずほとんどが自然エネルギーで電力をまかなっています。そのため、どの家も電気代の費用が日本よりも多くかかってしまいます。したがって、インターネットも各家で繋ぎ放題ではなく、制限があります。ホストファミリーからは、一度使いすぎで制限がかかって、Youtubeなどの容量の大きい動画を見過ぎないようにと言われてしまったことがあります。
③どのお店も閉店が早い。
私のいた地域がダニーデンという地域で田舎だったのもあるかもしれないですが、デパートや商店はだいたい17:30以降はすべて閉まってしまいます。ある意味規則正しい生活がおくれていいのかもしれません。
④英語がしゃべれないと見下してくる人がいる
これはどの英語圏(アメリカ、英国)でも同じことが言えるかもしれませんが、彼らは国際言語として使われる英語に対して誇りを持っていて、英語があまり上手に話せない外国人に対して見下すことがあります。これは新しく英語を学びにきた外国人には大変つらいことです。しかし留学して最初の頃は、Nativeの人が自然に話す英語はとても早く聞き取れないことがほとんどだと思います。悔しい経験をしたら、それをバネに気持ちを切り替えて頑張るしかありません。
いかがでしょうか。大自然に囲まれた国で、アメリカともイギリスとも違う英語を学ぶのは、異国情緒に溢れ貴重な体験ですが、上記のような苦労もありました。今後NZに留学予定のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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