英語と中国語の訛りの共通点

①英語の地域差による発音の違い

アメリカ英語とイギリス英語を比較して考えるとアメリカ英語はRの巻き舌が強く、またtの発音をdに置き換えて居て、なんとなくリズミカルで重低音がある印象です。

一方イギリス英語はtの発音をしっかり行い(特にRPにおいて)キチキチとしていて、Rの巻き舌の発音がないためサラッとした印象の発音です。

②中国語の地域差による発音の違い

中国語(普通话)も地域によって訛りがあります。中国の北部(北京、大連等)はRの巻き舌を強く発音する傾向があります。

例えばピンインのshi, chi, zhiなどの発音は特にRの巻き舌が強調されています。

このRの重い音を聞くと、「この人は中国の北の方出身だ」とだいたいわかります。中国人も同じように判断しています。

一方中国の南の地域(上海、台湾等)の地域ではRの巻き舌の音は強くありません。英語で言うイギリス英語のようにサラッとしています。

上海 豫园

英語に関しても、中国語に関しても、地域によってRの巻き舌の具合が変わってくるのは共通な点で面白いなと思います。

日本人は一般的に巻き舌の発音は得意でないので、日本人にとっては英語はイギリス英語、中国語は南の方の中国語を勉強するのが一番良いのではないでしょうか。

Hiro

初めまして。ヒロと申します。
電子機器のメーカーで海外営業部に所属しインド地域を担当しており日々インド人との交渉に悪戦苦闘しております。
語学(英語・中国語)に関して役立つ情報や出張・旅行で経験したことの共有をできましたらと考えております。
TOEIC 920点、HSK5級(202点)取得しており、現在中国語に関してはHSK6級取得に向けて勉強しております。
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I am Hiro from Tokyo, Japan, born and raised here.
I have working experience in Japanese companies (logistics and manufacturing) as an international sales for almost 10 years.
I have experience of living in NZ for 1 year & China (HK & Shanghai) for 2 years.
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英語と中国語の比較
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