私が中国に滞在していた10ヶ月間において、様々な中国人との出会いがありました。
よく考えていたのですが日本人と比較して考えると一般的に中国人は野心が強いと考えます。
私が出会った多くの中国人は、いずれ自分で会社をつくって社長になる事を考えています。
日本人は優秀な学生を含め皆大手企業に入り安定した人生を望みます。私も就活をしていた時は大手企業ばかり受けていました。
そして多くの中国人は生きていこう、生活していこうと必死です。
観光地のお土産の売り子は少しでも興味を持った観光客がいたら、絶対何かを売るまで粘り続けます。
たとえ物乞いの身分の人でも何としても人からお金をもらうと考えています。上海の地下鉄をコップを持って何周も電車の端から端まで徘徊しているのを物乞いも見たことがあります。
彼らは周りの目なんか気にしません。
日本人は年間1万人以上の自殺者がいます。先行きが見えなくなってしまって、世間的な評価もあり、どうしようもなく、目の前の苦しみを乗り越えることも考えられなくなってしまうのかもしれません。
中国で暮らしてみるとわかるのですが人口比で中国人の自殺率は低いだろうなと直感で思います。
何とかして生きていこう、成功しようとの生命力を感じます。
おそらくそれは、中国では経済が日本よりも上昇して(コロナがあって状況は変わりつつありますが)、ここ十数年で成功する人の事例が数多くあるため、日本人とは価値観が違うという点もあるかと思います。
もし中国人と触れ合う機会があると多くの人がそう思うでしょう。
私は日本人よりも魅力に映る点だなと思いましたし、滞在期間中私も日本もこのままではいけないと多くの刺激を受けました。
※もちろんここに書かれていることは一般的な傾向を述べただけですべての人がこれに当てはまるわけではないと考えます。
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