日本と海外では時間的概念に違いがあります。
日本では当たり前だと思っていても海外ではそうは行きません。
日常生活・仕事などあらゆる場面においてその違いが影響します。
日本での時間概念について
日本ではプライベートでも仕事会う約束をした際、約束した時間の5−10分くらい早く着くのが当たり前となっています。
もし友達と約束をしていて1分でも遅くなる様なら事前に知らせたりします。もし1−5分でも遅れてくる様だと、ちょっとルーズな人だなと考える日本人もいます。
また仕事においては5分くらい前には集合時間に来て、時間ぴったりに会議がスタートします。
相手が上司であれば絶対に遅刻はできません。
しかし時間厳守の感覚は日本独特のもので、海外ではそのようには行きません。
タイ人の社員と会う約束をしたときのこと
私は以前1ヶ月間タイに滞在したことがあります。
そして現地のタイ人と良好な関係を築き、最後1日14時にバンコクの空港から日本に帰国するときになって、タイ人スタッフ5人と一緒に11時に待ち合わせてバンコクのシーロム駅付近の日本食料理屋さんで出国前最後の昼食を食べようと約束しました。
仲良くなったことのお礼として日本食をもてなしたいと思っていました。
しかし、11時になっても誰も集合場所のシーロム駅に現れませんでした。
そしてそのうちの一人に電話をしたところまだ運転中との回答がありました。
けっきょく全員揃ったのは11時50分を過ぎてからでした。
タイ人スタッフは皆謝っていましたが、文化の差を感じた瞬間でした。
日本で約束に50分遅れることはほとんどないですよね。もしくは信頼を失いますね。
けっきょく飛行機出発の時間は限られているため、早々に昼食を食べて、けっきょくタイ人スタッフに、時間がないということで空港まで車に届けてもらうこととなりました。
出国に間に合わないかもしれないと終始ハラハラしていましたが、間一髪のところで出国に間に合い、帰国することができました。
日本人の感覚は海外ではあたりまえではありません。
何時に待ち合わせをすると約束をしたら、遅刻することも想定して計画をした方が良いかもしれません。
もしくは何時に待ち合わせをすると言う言い方ではなく何時までに待ち合わせをする(before xx o’ clock)と言う言い方をして時間厳守を強調した方がいいかもしれません。(それでもあまり効果はないかもしれませんが・・)
その他日本人以外の人と会う約束をした場合
私は中国人、台湾人、NZ人等海外の友人がいますが、彼らと日本国内や海外で会う約束をした際は、時間通りにくることは少ないです。
中国人の友人とLINE電話でこの時間にLanguage exchange (言語交換)をしようと約束してもかならず5分くらいは遅れます。時間が過ぎて初めてこちらから連絡を取って、相手の状況がわかります。
ひどい時は1時間近く遅れます。さすがにその時は私もしびれを切らしてしまい、そのときは約束を断りました。
まとめ
日本人は相手が時間を厳守してくれない場合、相手は自分の事を大事に考えてくれないという発想になります。信頼関係に響きます。
しかし海外ではそういった発想がないのかもしれませんね。
もしくはそういった発想があったとしても、相手の事をそこまで深く考えないのかもしれないですね。
ちなみに現在仕事柄、日々インド人とオンラインでやりとりをしていますが、彼らは時間ちょうどにオンラインの会議に参加します。
ビジネスではしっかり時間を守るというのが染み付いているのか、もしくは日本人を担当する場合時間厳守というのは重要というのを相手は理解しているのかもしれません。
海外の方と何か会う約束をした場合は、彼らとは基本時間的感覚が異なることを注意してくださいね。
コメント Comment