私は学生時代の頃1年間ニュージーランドに滞在していました。日本に帰国した後も、ずっと現地のラジオをpodcastを経由して聞いていて、現地の英語には思い入れがあります。
ニュージーランド英語(Kiwi English)の特徴について以下紹介したいと思います。
① eの発音がiと同じになる。例えば、bed, pet, yesなどはNZの英語では無理矢理カタカナで表現するとビッド、ピット、イイスと言った発音となります。
② a(エイ)の発音がアイとなる。オーストラリアの英語もそうですが、date, take, mate, cakeの発音はカタカナで表現すると、ダイト、タイク、マイト、カイクと言った発音になります。
③ アメリカ英語と同様、tの発音はdに近くなる。water, later等の単語はアメリカ英語ではtの部分をはっきり発音せずdに近い発音をする傾向がありますが、NZの英語もその傾向があります。一方イギリスの英語はtをはっきり発音するため、NZの英語とは異なります。
④ アメリカ英語で存在するアとエの中間の音のaは、NZではエ寄りの音となる。例えば、apple, bad, dadはカタカナで無理矢理表記すると、エップル、ベッド、デッドのような発音になる。この点イギリス英語ではアと反り返るくらいはっきり発音するので、イギリス英語とは異なる点です。
⑤「とても」という表現をするときに、語尾にasをつける。例えば、smart as (とても賢い)、sweet as (とても良い)など。特にこのsweet asはNZに滞在するとよく聞く機会がありましたました。「良いね」を表現するのにsweet と良く言うことが多いからsweet as の使用頻度も必然的に多くなるのかなと思いました。
いかがでしたか。基本英語を勉強するときは日本の英語教育で使われるアメリカ英語、もしくは英語発祥の国のイギリス英語を勉強しようとする方は多いと思います。
どっちの特徴とも異なりますが、違った英語を習ってみたいと思ったらNZの英語を学んでみるのも良いかもしれません。
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