私は以前仕事の事情で香港に1年間滞在し、上海に10ヶ月以上滞在しました。
そこで街を歩いている時に様々な男女を観察したり、現地の知り合いと話したときに気づいたのですが、やはり日本と中国・香港では様々な面で異なるなと感じました。
人目をはばからずいちゃいちゃする
香港にいる時に気がついたのですが、香港人(または中国人)のカップルは人目をはばからずいちゃいちゃします。香港のMTR(地下鉄)に乗っている時や、スターバックスにいる時などにキスをしているカップルを見かけました。私みたいなじーっと観察している人がいても全然周りを気にしません。
地下鉄なんて移動手段に過ぎないのに、その空間の中でそう言った行為をしているのは結構驚きました。
またスターバックスでキスをしているカップルは両手でキスしている口元を覆って隠し、かなりディープな行為をしていました。正直私からしたら、こういった不特定多数のいる場ではなく、家でしてくれ!って思ってしまいました。
日本で住んでいた時は一切そんな場面を公共の場で見かけたことはないため、ちょっと刺激的すぎます。
彼らは人目をはばからずにいちゃいちゃするのが一般化しているんだなと思いました。
中国の女性は脇毛、腕毛を剃らない。
日本では女性の間で全身脱毛が流行っていて、腕毛、脇毛等様々な毛がないことがデフォルトとなっています。
しかし、中国の女性の多くは脇毛を剃りません。(もしかしたら地域によっても異なるかもしれません)
中国深センの地下鉄の中で吊革に捕まっている女性を観察してみると脇からやはり見えてしまいました。
こう言った場面をみて初めて私は日本の女性はいろいろ努力しているんだなと感じました。
エレベータ、地下鉄の乗り降りのマナー
日本ではエレベータでボタン側に立っている人は降りる際、ボタンをずっと推していて最後の一人になったら降りるという習慣があります。(しない人もいますがビジネスの場ではマナーです)
また、エレベータや地下鉄では降りる人が全員降りてから乗る人は乗ります。
しかし中国ではそのような習慣はあまりありません。
むしろエレベータでボタン側に立っていても、率先して降りないと後ろの人が迂回しないと降りれず文句を言ってきます。そして一番下の階なのに留まっていることに対して不思議に思われます。
また地下鉄においては降りる人が完全に降りてから、乗る人が乗るということはせず、ドアが開いたら隙間から率先して乗る人は乗ってきます。
もし自分だけ日本のようにしていると、同じく後ろの人に舌打ちされたり、横入りされたりします。
「郷に入っては郷に従う」との通り私は上海に生活している時は中国の習慣に従いました。
おそらく日本に住んでいる中国人も逆に日本は暗黙のルールが多すぎると感じているかもしれません。
ある意味中国の習慣は非常に率直で素直な習慣だと感じました。
まとめ
日本と中国では、隣国であるにもかかわらずあらゆる点で違いがあります。
人々を観察してみるといろいろな違いを発見することができます。
日本は様々な点で、周りの目を見て大胆な行動をとりません。それは良い面でもあり、でも人目を気にしながらでないとなかなか生活がしずらいという側面もあるのかもしれません。(もちろん日本人である私たちは意識していませんが)
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