英語と中国語の難易度

英語と中国語をどちらかを選んで習うこととなった場合、気になるのは習得するための難易度だと思います。以下双方の言語習得の難易度の違いについて述べて行きます。

① 発音の違い

英語ではご存知の通り日本語の音にはないRとLの違いがあったり、実際の単語と読み方が異なったり(famous はファモウスと発音しませんよね)慣れるのは大変です。ただ義務教育で学んでいる経験もあるので、その点取りかかりやすいかもしれません。一方中国語はピンインという発音記号があり、日本語にない発音(chi, shi, ci,等)がたくさんあります。また四声という上がったり、下がったりという4つのトーンがあり、発音は難しいです。しかしこの発音の山場を超えてしまえば、文法・単語等で簡単になってくるといった印象でしょうか。

②文法の違い

英語に関してはご存知の通り現在完了形、受け身等で動詞に変化があり複雑です。また、また過去、現在、未来の表現でも特定のルールがあります。中国語に関してはそんなに文法は複雑ではないです。例えば、受け身に関しても「被」という単語を追加するだけで表すことができ、過去、現在、未来でも適切な単語を追加するだけで、動詞の変化等なくできてしまいます。中国語の文法で悩んでいる人はあまり見たことありません。一部例外的に「把」構文とかありますけど、慣れてしまえば難しくないです。

③単語について

英語は日常でカタカナとして使われる単語もあり、比較的初歩な単語は馴染みがあり覚えやすいかもしれません。しかし日常のカタカナで使われない単語は一から覚える必要があり、この点は苦労するかもしれません。中国語に関しては、日本語と共通の単語も多くあるため、読む力に関しては、相当優位性があります。また、中国語は日本語の音読み・訓読みと違って基本的には一つの漢字は一つの読み方しかないため、一つの漢字の発音を覚えるとすぐ応用することができます。(例外はあります。)ただ、発音以外でも同時に四声も覚えないといけません。発音は覚えていても四声は忘れていたことはよくあります。

まとめ

英語は義務教育でも習い、カタカナでも多くの単語を聞いているため馴染みがある点は勉強に取り掛かりやすいです。しかし、発音、文法、単語のすべてが難易度は高めです。一方中国語はピンインと四声の発音でつまずく可能性が高いですが、この発音をクリアすれば、文法・単語はそれほど難しくないように感じられます。

英語を勉強している方は一般的にすごく多いですが、むしろ中国語をあえて選んで勉強してみるのもいかがでしょうか?

Hiro

初めまして。ヒロと申します。
電子機器のメーカーで海外営業部に所属しインド地域を担当しており日々インド人との交渉に悪戦苦闘しております。
語学(英語・中国語)に関して役立つ情報や出張・旅行で経験したことの共有をできましたらと考えております。
TOEIC 920点、HSK5級(202点)取得しており、現在中国語に関してはHSK6級取得に向けて勉強しております。
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I am Hiro from Tokyo, Japan, born and raised here.
I have working experience in Japanese companies (logistics and manufacturing) as an international sales for almost 10 years.
I have experience of living in NZ for 1 year & China (HK & Shanghai) for 2 years.
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