中国語の初級編の教科書に出てくるのですがおはようの挨拶は以下のように言います。
早上好(ザオシャンハオ)
しかし、この表現は私が上海で滞在していた10ヶ月間で使ったことも聞いたこともありません。
それは私が外国人で中国語を勉強したてだったからとも言われそうですが、でも中国人同士でも「早上好」と言うのは聞いたことがありませんでした。
では中国ではどのような挨拶がされるのか
私は上海のオフィスに出社した時は、中国人の社員から「早 ザオ」と言われていました。
この「早」は中国内でよく使われます。
例えば、上司に対しても「早」です。
李社長と言う人が会社内のトップでいれば「李总,早! リーゾン、ザオ!」と言います。
しかし職場においても「早上好」とは使われません。
「早上好」はどう言う場合に使われるのか
ではどう言う場合に「早上好」は使われるのか、それは初対面でまだ関係性ができていない顧客に対してです。
私が中国人から「早上好」と言うのを聞いたのは、私で仕事をしていて、中国の企業が新規開拓で自分の会社に訪れてきた時です。
まだ関係性ができていなかったので相手の企業の中国人はそのような表現をしたのかなと思います。
因みに台湾では「早上好」は使われず、「早」もしくは「早安 ザオアン」が使われます。
まとめ
中国では日本ほど挨拶を重視する文化ではありません。
掛け声を言ってそれが挨拶の代わりになることが多いです。
むしろ、親しい相手に挨拶を使うことで相手との距離をつくってしまう可能性があります。
中国語でおはようはとりあえず「早ザオ」を言えば大体は間違いありません。
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