英語では瞬間英作文と言う方法を使ってスピーキングを改善する方法があります。
瞬間英作文とは日本語の文章を素早く英語に訳して話すと言う作業です。
この作業を通じてとっさに英語を話さないといけない場面でもスラスラと英語がでてくるようになります。
英語学習者には大変おすすめの勉強方法なのですが、果たして中国語学習には有効でしょうか。
中国語を瞬間で作文する時の不都合な点
以下の日本語を中国語に訳して話す事ができるでしょうか?
明日話した結果で判断するね
例えば英語の場合は、As a result of discussion tomorrow, I will judge.と訳す事ができ、とっさに対訳を考え出すことでスピーキングの良い練習となります。
では中国語の場合はどうでしょうか。
回答:我会根据明天讨论的结果判断
※もし中国語が間違っていたら教えて下さいね。
やはり、上記の赤い部分が日本語と似ていたり共通だったりするので、これらの部分が邪魔してゼロから訳すと言う作業ができにくくなっています。
しかし、発音に関しては日本語と全く異なるため、声に出すことで頭からピン音と四声を引き出す事ができます。
したがって同じ漢字の部分は確かに漢字が共通というヒントが出てきてしまいますが、発音することに関してはゼロから頭の中から引き出す作業になるのでスピーキングの練習に有効であると考えます。
文章から作文するのでなく動画から作文をする
瞬間英作文をするときは日本語の動画から英語に変換して通訳していく作業をすることもあるのですが、中国語でも同じ様に動画から通訳作業ができます。
私はyoutubeの日本語コンテンツ(流れてくる日本語の音声)を英語にして瞬間英作文をするのですが、中国語でも行います。
すると文章を翻訳するときと比べて共通漢字のヒントというのがなく、100%頭の中から翻訳文を組み立てて中国語にして訳していく作業をすることができます。
日本語の文章からの通訳作業も良いですが、動画からの通訳作業の方がよりスピーキング力の向上に効果があると考えます。
これから中国語のスピーキング力をつけたいと考えている方は参考にしていただければ幸いです。
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