前回は語学学習のモチベーション(やる気)がない時は、いくつか対策を紹介しました。
今回は私が中国語学習についてモチベーションがなかった時にどうやって学習を維持しようと試みたかを紹介したいと思います。
私が思い切って1人台湾旅行に行った経験を通じて、海外旅行に行く事で語学学習のモチベーションがどういう風に上がったかを説明していきます。
中国(香港・上海)から帰国後中国語学習が定着できなかった
私は新卒で入った会社で香港・上海に滞在する機会をもらいましたが、日本に帰国後せっかく習った中国語の学習を定着させる事ができませんでした。
と言うのも当時は英語力の維持のための勉強をしていたのと、また当時は外交官になるために思い切って仕事を辞めた時期だったため、どうしても中国語までは手がつけられませんでした。
けっきょく外交官試験は残念ながら不合格となってしまい、中国語の勉強を再開しようと思ったのですが、試験勉強のため2年間くらいブランクができてしまい、また不合格の反動からなかなかやる気が起きませんでした。
そこで思い切って台湾に1人で行ってみることにしました。
台湾旅行での経験
私は1週間1人で台湾に行き、台北から入り高速鉄道で高雄まで行き、また東側ルートで台東、花蓮に行きまた台東に戻って来ると言う旅行を行いました。
やはり2年間中国語の勉強を怠っていたため、思うように中国語が出て来ず、また聞き取りも思うようにできず大変でした。
当時は台湾で英語を使う頻度の方が高かったです。
しかし台湾人の多くはもちろん英語が話せません。
台湾人の優しさに感動
そんな日常会話もままならない中国語でしたが、台湾では親切な人が多かったです。
老若男女問わず、私が日本人だと知ると喜んでくれて、「私の1番好きな国は日本です!」と言っていた若い女性も居ました。
そして台湾南部のルカイ族が住む霧台と言う秘境に行った際の出来事です。
私がはるばる秘境に来たと言う事で、高雄のホテルまで車で送ってくれると言う台湾人のおじさん、おばさんまでいました。
丁重に何度も断ったのですが、結局車に乗せてもらいホテルまで送ってもらうことに。
更に途中夕食までご馳走になってしまいました。
ただ日本人というだけでここまで親切な台湾人が居るのかと感動してしまいました…
この夫妻とは今でも連絡を取って交流を続けています。
しかし当時の私は中国語がひどかったので、道中も何度も聞き取りをしたり、ジェスチャーをしながら何とかやり取りをしました。
日本に帰国後は再度親切にしてくれた夫妻とうまく会話ができるようになりたいと思い中国語学習の必要性を強く痛感しました。
日本に帰国後中国語の勉強を再度開始
日本に帰国してからは中国語を特訓する必要があると実感し、また中国語は独学では難しいのでオンラインの中国語レッスンに申し込みました。
週3回の中国人とのレッスンや毎日の中国・台湾のドラマ鑑賞等を通じて中国語の会話が段々定着するようになり、2年ぐらい継続した頃には何とかHSK5級までは取れるくらいにはなりました。
まとめ
語学を勉強したいけれども、なかなかやる気が起きなくて悩んでいる方は多いと思います。
私もその1人でした。
語学の必要性を感じるにはやはり一度海外に出てみるのも手と考えております。
私も台湾での旅行を通じて中国語の勉強に目覚めた1人です。
このコロナの規制が徐々に緩和された今旅行を通じてぜひ語学学習のモチベーションを上げる機会にと考えていただけましたら幸いです。
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