最近技術の発達のスピードは速いです。
特に翻訳の技術はここ10年で飛躍的に上がっていて、例えば英語のメールを受け取った際読むのが疲れる長文であれば、無料翻訳の機能を使って日本語にしてから内容を理解すると言うこともときどき行います。
また私が勤めている会社の海外営業部では様々な書類を英訳化していますが、これも自動翻訳の機能でだいたいできます。最後の正誤チェックはどうしても必要ですが…
この様に翻訳の技術が発達すると将来は通訳も自動でしてくれる機能が更に発達し(すでにgoogle translator などの機能がありますが)もう語学学習の必要性は無くなってしまうのではないかと疑問に思う人も多いと思います。
将来確実に需要は減ってしまうと思います。
しかし語学学習は引き続き必要だと考えておりその理由を述べて行きます。
最終チェックは欠かせない
たとえ自動翻訳や通訳が完璧になされても、それが話しの内容の意図を捉えていて、確実に合っているかをチェックする能力がなければ微妙なニュアンスで誤解が生じてしまう可能性があります。
したがって、翻訳、通訳ツールはある程度語学ができる人が使いこなさないと誤解が生じてしまった時に修正が難しくなってしまうことです。
私は海外営業部に所属していて英語でインド人と交渉をしますが、微妙なニュアンスの表現をする時は慎重に言葉を選んで、相手に配慮をしつつ、しかし会社として譲れない部分を守りつつ妥協点を探らなければなりません。
それが翻訳通訳ツールで100%合って表現できているかは、疑問に思うしそれをチェックする語学が堪能な人が必ず必要になるとも考えております。
ただそう言った意味だと旅行に行って繊細な表現は必要なく日常会話並みのツールがあれば良いと言うことであれば、通訳は必要なくすべて翻訳通訳ツールに置き換わるのではないかと思います。
海外の人と商売・人間関係を構築していく仕事を行う時はやはり語学力が必要になる
今後世界的な交流・貿易の機会がどんどん増えていき日本が海外と交渉することは今よりももっと増えて行くでしょう。
やはり営業に海外に出て行くのに翻訳通訳ツールに頼っているようでは顧客に本当の気持ちを伝えたり信頼関係を築いたりすることに限界が生じます。
これは翻訳通訳ツールを使って女の子口説こうとするのと同じです。
翻訳通訳ツール同士の関係では深いお互いの理解までは行き着く事ができません。
海外を相手に商売する際は語学ができる人が行なった方が人間関係構築の面で順調に行くと考えます。
私の海外営業部の仕事において一例を挙げてみましたが、外国人と心の通った交流を望むのであれば外国語ができた方がスムーズです。
まとめ
以上語学学習の需要は減少はしていくものの、完全になくならないことに関して紹介しました。
語学に限らずあらゆる方面で今後AIによる自動化は進んでいきますが、よく思うのはその自動化がちゃんと行われているかを制御や管理する人はその方面で精通している人でないと考えます。
皆様引き続き語学の勉強頑張りましょうね。
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