会社において海外営業部・貿易部は花形なのかについてお話をしたいと思います。
私は現在メーカーの海外営業部にいまして、よく会社の事情を知らない人からは、人気がある部署で期待がたくさんされていると言うイメージを持たれたりしますが、実態は全く異なります。
私の経験を元に海外営業部に対する会社の扱いについて紹介します。
その部署の業績による
その部署において赤字を出していて採算が上げられていないのであれば、全く花形ではありません。
その会社ではおそらく海外営業部に対して投資しようと考えないし、むしろ国内営業部の方が業績が上がっているのであれば、国内営業部向けに対して新製品を投入したりと投資をした方が効率が良いです。
更に国内市場では製品認可の取得方法の調査であったり市場調査であったり会社にとっては比較的容易です。従って海外営業部はその点ないがしろにされがちです。
一方海外営業部で業績がしっかり上げられているのでは、多くの部署から注目を受け、投資もされる様になり、花形の部署と言っても良いでしょう。
それでも国内営業部に比べ後回しにされてしまう投資がたくさんあります。
私の会社では海外営業部は今年コロナ後の反動で業績がよかったので、比較的注目を受けております。
今後もその部署の業績に応じて、花形となるかは変わります。
コストがかかっていることを指摘される
海外営業部では市場調査・営業活動をするにも、国内営業と比べお金がかかります。
よく海外営業部では出張費用のことを指摘されます。おそらく第三者からすると旅行している感覚で思われているのかもしれません。
海外営業部で業績を上げているうちはあまり言われませんが、業績が悪いときはすごく叩かれます。
赤字の部署なのに出張費用たくさん使っている・・というような感じです。
なおこちらは一切遊びではありません。海外出張は時差に悩まされ、普段のメール対応に追われながら顧客訪問の準備も同時に行わなければならず、毎日の睡眠時間は普段の半分くらいになってしまいます。
結構誤解されてしまう部署なのかもしれません。
まとめ
以上、海外営業部は花形なのかについて紹介しました。
それはその海外営業部内で業績をしっかり上げられているのかによります。
むしろ業績を上げられていないと、非常に叩かれます。
海外営業部では普段はメールのやり取り、オンラインでの会議等社内での活動がメインになります。国内営業の何も知らない人からするとなんでこの部署の人たちは外出しないんだろうと陰口を叩かれたりします。
業績がすべてということです。
以上、海外営業部は花形なのかについて紹介しました。
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