日本人であれば英語を学習していてカタカナ英語が頭に浮かぶことが多くあると思います。
そしてカタカナ英語は本物の英語ではないと排除する存在として扱ったりします。
しかし私は現在メーカーの海外営業部に所属し日々インド人と英語で交渉をしておりますが、過去スピーキングの練習はいろいろ行ってきました。
その中で、カタカナ英語が英語のスピーキング学習の基礎をなしてくれるものであり、決して排除するものではないと考えております。
英会話の初心者はむしろ積極的に用いていくべきだと考えており、今回はそのことについてお話をします。
カタカナ英語のお陰で基礎的な単語はすでに覚えている
日本人の多くはカタカナ英語を多く知っているため体の簡単な部位の名前、果物の英語を新しく覚えずに言えたりします。
例えば手はハンド、足はフットと言った感じです。
当たり前と言ったら当たり前ですが、英語以外の言語であれば、そう言った基礎的な体の部位もすべて一から単語を覚えていく必要があります。
中国語では手は同じ「手」ですがショウと言う発音になります。また足は「脚ジャオ」となり、やはり英語と比べると発音を最初から覚えなければいけません。
カタカナ英語を知っているお陰で英語の基礎的な単語は英語を勉強せずともカタカナとは言え身についているのです。
カタカナ英語で文章を組み立てて会話の練習をしよう
もし英語交流会や瞬間英作文等で英会話・スピーキングの練習をする時は積極的にカタカナ英語を取り入れて行きましょう。
スピーキング練習の方法である瞬間英作文(口ずさみトレーニング)については以下の記事にて紹介しております
私も最初英語があまり話せなかった時はカタカナ英語をたくさん使って文章を組み立てて喋ろうとしたことを振り返ってみれば思います。
日常的な動作の単語はすでに知っていたりして、(クッキング、スイミング、ウォーキングなどなど)後は頭の中からスラスラと単語が出てくれば、簡単な日常会話ができるようになると考えます。
ここで重要なのは会話をすることに自信を持つことだと思います。
たとえそのカタカナ英語が本当の英語では間違っていても積極的に用いて会話して自信をつけていくことが大事です。
最初はカタカナ英語で良いと考えると若干英会話のハードルは低くなりませんか?
カタカナ英語でも外国人に伝わるものです。
カタカナ英語の矯正も同時に行って行く
もし会話に少しでも自信が出てきたらカタカナ英語の矯正を徐々に行っていきましょう。
それは英単語や正しい文法を同時に学び直していき、スピーキングの練習に取り入れていくことです。
またカタカナ英語の発音はNative話者に理解してもらえないこともあります。
したがって英語のリスニングをする際はシャドーイングを取り入れましょう。
Native話者の発音を聞いて真似して発音することで、徐々に自身の発音がカタカナ英語からNative話者の英語に近づけることができます。
シャドーイングの方法のついては以下のブログを参照してくださいね。
最初はカタカナ英語で自信をつけてから徐々に本物の英語に近づけて行くようトレーニングをすることが大事です。
最後に和製英語には注意
また和製英語は使わないように注意していく必要があります。
実は普段使っている以下のようなカタカナ英語は日本でしか使われない単語です。
クレーム、リピーター、グレードアップ、リストアップ、オーダーメイド、などなど
これらは正しい英語を調べて置き換えて話すようにしないといけません。
まとめ
以上、カタカナ英語の考え方に関して紹介しました。
初学者がスピーキングの練習を行う上でカタカナ英語は基礎の土台となります。
英会話に慣れないうちはカタカナ英語を積極的に活用していくことをお勧めします。
そして徐々に本物の英語に近づけて行きましょうね。
英語スピーキングの初学者にとって参考になれば幸いです。
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